アルジェリアでのテロ事件は、アルジェリア軍の強行突入による制圧で終わりました。
多数の犠牲者が出たのですが、この経緯については賛否両論ある模様です。
私は、この対処は間違ってはいなかっと思います。
#1:事件を長期化させなかったこと。長期化させると犯人側から様々な要求が出てくることとそれに呼応した事件が続発する危険性があること。
#2:プラントを破壊されることは経済的に打撃が大きいこと。
#3:アメリカの特殊部隊(デルタフォースやSEALなど)の応援を入れればもう少し犠牲者を減らすことはできたかもしれないが、米国の支援を入れるとイスラム勢力の反発、また国内の反発も大きくなることから、自力で解決することが望ましかったこと。
#4:情報をつど「正確に」流すことは犯行グループにも情報が流れる危険性があるので、情報の遮断はやむ得ないこと。
などが理由です。
これがもし日本で起きていたら、事件はまだ膠着状態でしょう。TVで映画のような実況中継が行われます。
これは危機管理対処方法としては間違っています。
しいて言えばアルジェリア軍は軍事行動は慣れている軍隊だとは思いますが、特殊作戦の経験や訓練がどの低度の水準だったかは不明です。誤爆や誤射で死んだ人質も相当あったのではないでしょうか。
おそらくは通常の正面制圧作戦を遂行したのでしょう。
アルジェリア軍の装備はソ連製と中国製のMIXです。西側の兵器はあまりありません。
フランスの装備なのかと思っていましたが、そうではないようです。
ですから西側との意思疎通も十分ではないのでしょう。
今後似たような事案がまた発生すると思います、企業の危機管理ですが、日揮という会社は比較的しっかりできていた方だと私は思いますが、軍隊と大差ない装備で攻撃を受けると対応は難しいですね。
日本のみなさん、
大変おそいご挨拶ですが、あけましておめでとうございます。
昨年はアジアではいろいろな出来事がありました。
日本と中国の関係、そして韓国との関係など問題が起きました。
日本の民主党の外交が稚拙であったことがその問題の出発点であったと私は考えています。
起きなくてもよい問題が起きたことで、中国国内そして韓国国内も政情が不安定になってきたと感じています。
極東での地政学的なリスクが高まることは好ましくはないのですが、中国国内での不穏分子の活動が活発化することで、再び清朝末期の様相を呈していると感じています。
その顕著な例が韓国の動きです。
朝鮮はもともと中国の属国でありました。再びその再現があるように思えます。
これは日本が韓国を併合する時期にも見られた光景であり、その前の日清戦争前夜にもみられた光景です。
そして古くは、私の勉強が間違っているかもしれませんが豊臣秀吉が明へ侵攻するにあたって、朝鮮で戦争をを2回やりましたが、その際にも朝鮮は明に救援を求めています。
不思議なことですが、満州を支配していたモンゴル族の支援要請は断っているのです。
戦争をすればモンゴル族はかなり強力ですがその支援を断るというのは朝鮮にとってはモンゴルは蛮族でしかなかったのでしょう。
韓国の古代ドラマでもそういう扱いです。
韓国人にしてみれば、中国>韓国>モンゴル という序列が意識にあるのですね。
これは中国人も同じです。
中国は特に 中国>モンゴル>北朝鮮>韓国(南朝鮮)>ベトナム>フィリピン
という意識が強く、日本・ロシア・インド・パキスタンは「敵性国家」とみなしています。
私もアジア史をそれほど勉強はしていないので詳しくはないですが、知人でハワイ大学の教授がおりまして、彼からもレクチャーを受けました。
今年もよろしくお願いします。
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