日本のみなさん、あけましておめでとうございます。

2011年は不幸な災害・事件が多数ありました。

そして国際情勢、主として政治面ですが、経済面でも大きな動きがありました。


いまだ中東の情勢、そして欧州の経済情勢、アメリカの大統領選挙、そしてロシアの大統領選挙、
中国の指導部交代、北朝鮮の動向など不安定な要素がたくさんあります。

私は今年は経済の課題が一気に悪い形で暴発するのではないかと考えています。


一部エコノミストは楽観視していますが、実際の企業の経営や動きを日々見ていますと、今年は無事にロンドンオリンピックが開催できるのかどうかと疑問にも感じています。

昨年のアラブの蜂起が今年は欧米で頻発すると予測しています。

その勢いはアラブの比ではないスピードで進むでしょう。


影響を受ける国々は多いと思いますがそれらの国々に共通しているのは、のんびり屋さん だということです。中国語では該当するよい表現が見当たらないのですが。

このような不安定な経済情勢は1930年代後半の世界情勢に似ているといえます。

地政学面ではむしろ第一次世界大戦直前の様相ではないでしょうか。

よい状況とはいえませんが、このような局面でどのような動きをすすめていくのが賢明なのかを目下アウトラインを作成しているところです。

歴史を再度学び直す必要もあるでしょう。

たとえば、自動車メーカーや航空機メーカーは大きく発展しました。

逆に石炭産業は衰退しました。

置き換えて考えてみればいろいろなことがわかると思います。